徒 然  

       日々の思いなどを綴っています          

あなたのいない風景

二人はいつも一緒だった
学校が終わるとよく寄り道して帰っていた
草原の中の二人、緑が美しく輝いていた



音楽や将来のことなど語り合っていた
楽しかった日々が昨日のことのように
思い出される




あなたのいなくなった風景は寂しくて
いつも泣いていた
あなたに似た人を見ると追いかけたくなった




何時の頃だろうか、あなたを思い出しても
泣かなくなったのは
草原で一人佇んでいても寂しくなくなったのは




それは、あなたをいつも傍に感じられるから・・・