徒 然  

       日々の思いなどを綴っています          

愛らしい雀

買い物に行く途中にスズメの群れが電線に止まっていた。
羽毛を膨らませて、体を寄せ合っている。
丸々となんて愛らしいのだろう。
冬はスズメの個体数が最も少なくなる季節だという。
寒さは厳しく、餌も少ないせいか。
スズメたちの置かれた環境は厳しい。
どうか頑張って生きるんだよと、心につぶやいてしまう。



20年前だったろうか?忘れることができないスズメとの
悲しい思い出がある。
6月の梅雨時だったろうか、一羽の巣立って間もない嘴がまだ
黄色いスズメが部屋に迷い込んで、チュンチュン鳴いていた。
外に逃がそうにもなかなか出なく、肌寒い日でもあって保護する
ことにした。



保護している最中スズメがこんなに愛らしくて、懐くものだど知らされた、手放せなくなっていた。
そして一年が経つ頃、油断して目を離した隙に,猫に襲われてしまった。もっと早く放鳥させていたら長く生きてくれただろうか
?可哀想で、悲しくて何日も泣いていたころを今でも思い出す。



1年経って成鳥した雀