徒 然  

       日々の思いなどを綴っています          

童謡詩人 金子みすゞ

あなたは、あなたでいい


私と小鳥と鈴と



私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥は私のように、
地面を速く走れない。



私がからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あのなる鈴は私のように
たくさんな唄は知らない



鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい




ある本を読んでいたら、この詩が載っていて
とても印象に残りました。
26年の生涯は短かったですね、もったいない命でした。



金子 みすゞは、大正時代末期から昭和時代初期にかけて活躍した日本の童謡詩人。本名、金子 テル。 大正末期から昭和初期にかけて、26歳で死去するまでにとされる。